アジアにおける地域連携教育フレームワークと大学間連携事例の検証
【概 要】 | ||
アジア・太平洋地域において学生の流動性が高まることは我が国大学の国際化を促し、活性化をもたらすものと期待されます。 そこで、今後、「アジア版エラスムス計画」に代表される同地域の大学間交流の拡大等について検討し、
国際教育交流の政策立案を行う際に役立つ情報を整理分析して今日的課題を明らかすることを目的として、
地域ならびに大学機関別の連携協力の状況について調査しました。
本調査は大きく2部から構成されています。 1部では、国レベルではなく、国際機関等が主導して実施するアジアの地域連携教育フレームワークを検証しました。
既存のフレームワークならびにそこでの実践プログラムを調査・分析し、その具体的な効果と意義ならびに
将来計画を含めた課題を整理しました。
第2部では、第1部で明らかにされた「地域連携教育フレームワーク」を踏まえながら、国内外の高等教育機関が行っている大学間の具体的事例の検証を行いました。具体的には日本国内の代表的な連携プログラムの事例、ならびに海外の高等教育機関が行っている連携プログラムを調査分析して、その意義と課題、将来計画を明らかにしました。 |
【調査期間】 | 2008年11月~2009年3月 |
【研究代表者】 | 杉村美紀(上智大学) 黒田一雄(早稲田大学) |
アジアにおける地域連携教育フレームワークと大学間連携事例の検証 報告書